【人事評価について】 評価者研修はＪＢＳのサービスプログラムの柱の一つであることから、本コラムでも触れさせていただきます。第１回のコラムで触れた体系的な整備と実施は、人事評価にも当てはまることです。その理由は、人事評価は、企業が整備した人事評価制度を、一次評価者を始めとした評価者と被評価者が共同作業で取り組む仕組みであり、その意味からも人事評価に関わる教育施策は役割別・体系的に実施すべきものだからです。従来は、一次評価者に対してのみ実施される企業が殆どでしたが、最近では、二次評価者や被評価者に対して実施される企業も増えてきており、テーマや内容も様々です。例えば、二次評価者向けであれば、二次評価の考え方とやり方の学習、被評価者向けであれば目標設定や評価のフィードバックに関わる基本知識や心構えの学習などです。時代の変化と共に企業における人事評価への取組みの考え方や方法は変わってきており、体系実施に近づきつつあると最近は実感しています。
